こういう高度経済成長期の日本を舞台にしたコメディーは、この時期結構流行作られたのではないだろうか?例えば岡本喜八の『江分利満氏の優雅な生活』とか、成瀬巳喜男なら『驟雨』とか。この川島雄三の『東京マダ…
>>続きを読む川島雄三監督、月丘夢路、芦川いづみ、北原三枝、これだけ見ると日活映画だと思うね笑
でも、古き良き松竹映画なのです!笑
船場生まれの大阪夫人!これか!
明治生まれの曾祖母が、戦前神戸に住んでいた頃の…
東京の社員住宅地。二組の夫婦。大坂=水原夫婦には義弟の高橋貞二が居候。三橋=月丘夫婦には芦川が大阪から強制的な結婚を逃れてきた。そして高橋貞二には、専務の娘、北原三枝がラブコール。川島は「テンポだけ…
>>続きを読む天衣無縫の大傑作。皮肉とユーモア漲るカワシマ・スクリューボールの極地。アヒルのモチーフは言わずもがな、月丘夢路と水原真知子、芦川いづみと北原三枝の対比、高橋貞二が灯をつける部屋を見つめる芦川いづみ、…
>>続きを読む東京マダムが月丘夢路で、大阪夫人が水原真知子。月丘夢路が宝塚歌劇の出身で、水原真知子の立ち姿を見ながら同じ宝塚歌劇の出身かと思っていたのですが、OSK日本歌劇団だった。これも対立軸なのでしょうか。東…
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