書物を読むことを禁止された世界の物語。書物を焼却処分する側だったモンターグが徐々に書物に興味を惹かれていく……というストーリー展開は、想像したとおりではありましたね。最終的に上官まで燃やしてるのは、…
>>続きを読むレイ・ブラッドベリ原作ということで鑑賞。原作とだいぶ違うらしいが、時折印象的なメッセージはガツンときた。ニコラス・ローグ撮影で映像的に大好きな感じだった。ラスト、雪の降る中を行き交うbookpers…
>>続きを読む極端な管理社会で活字を禁じられて大変な話。
受動的に情報を受け取るだけのTVに毒され隠された本を見つけ燃やす任務を担った優秀なファイアマンである主人公がある出会いによって徐々に本の魅力に取り憑かれ…
原作の世界観を描くのは、相当難しいことだと改めて思った。
(1) 個人的には、フェイバー(元教授)との対話のシーンが好きなので、少々期待外れだった。この場面こそ、「人間にとってなぜ、本が必要か」が…
本、就中古典や名作と呼ばれる本は、ある人間がその人生を通じて体験した悲喜交々や時代の空気がぎゅっと詰まったものだ。
だから、それを読むことで強靭な知性としなやかな感性を育むことができ、自分の人生を…
【人から知的好奇心は奪えない】
レイ・ブラッドベリの名作SFをヌーベルバーグの巨匠フランソワ・トリュフォーが1966年に映画化した作品。
〈あらすじ〉
主人公モンターグは禁止されている書物の捜索…
ラストの雪のシーン。本当に美しい。それまでのトリュフォーのイマジネーションが炸裂した展開も良い。セットや美術が美しく、観ているだけで楽しくなる。SF映画としては不恰好な映画かもしれないが、今観ても新…
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