俺はこういうSF映画を探してたのかもしれない。
昔の人間の描く近未来的な美術、それでいて面白い脚本。美術の一つひとつがマジでよくて、演出から何から手が込んでる。ヒッチコック信奉者らしくわかりやすさや…
やっと見れた。
ディストピア作品の名作と謳われる華氏451。
フランソワ・トリュフォーのディストピアものということで気になっていた。
脚本はありがちではあるけど最後の方の展開が面白いのと、消防士…
華氏451度、それは本の燃焼が始まる時の温度。本を読むことはもちろん、所持することすら禁止されているディストピアを描いた映画。主人公はその世界で本を燃やしまくる消防士として活動していたのだが、ある…
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燃える本は、時間をかけて花が萎む様子を倍速にして再生した映像のようで、「踊って」いるようである。そうつまり美しく思えた。
「本の人」はみなその本を暗記している。本は頭に隠す。そしてその本を燃やす…
・なんて良い映画なの🥲
・面白いと決まった脚本をさらに面白くするアイディアが満載の映画
・トリュフォーのNV的な驚愕の演出に凄く合っている
・音楽が不穏さと可笑しさの中間言っているのも良くて、まさし…
とても好きだった「赤い影」の監督が、
この作品の撮影をしてるのかぁー!
冒頭のクレジットがナレーションで驚いた。あらゆる本が焼かれる世界。しかも、かつては火を消していた消防士が焼くなんて。
でも…
60年代のSFのいいところはレトロフューチャーな美術が楽しめるところ これも色遣いやインテリアが超可愛かった
あの森の人々がただ自身の本を暗誦しながら歩き続ける場面は殉教精神みたいなものを感じた …