イギリスでの製作にかなり苦戦したというのと、近未来SFというジャンルを持ってして、トリュフォーのフィルモグラフィー上の特異点のような作品。
本が燃えるショットを見ながら、文明への侮辱だと憤りを感じ…
ゴダールの『アルファヴィル』と足並揃えてトリュフォーもディストピアSF。子どもの頃TVで観てラストシーンが焼き付いた。ディストピアなんてまだ知らなかったけど、雪の中を往きかう「本の人」の姿が焼き付い…
>>続きを読むDVD📀所有、再鑑賞。ヌーベルバーグの巨匠フランソワ・トリュフォー1966年脚本・監督作品。レイ・ブラッドベリの小説原作。1966年に製作したSF作品。オスカー・ヴェルナー、「ダーリング」のジュリー…
>>続きを読む◆あらすじ◆
書物を所持し、読むことが禁止された社会、モンターグは書物を捜索し焼却する消防士の仕事に従事していた。ある日、モンターグは女性クラリスと偶然知り合ったことで書物に興味を持ち始める。やがて…
フランソワ・トリュフォー監督による、
異色社会派SF作品です。
SF嫌いを公言するトリュフォーが取り上げるのが、
珍しくて興味深いですね。
完全な思想統制のとられた、
某国の未来社会。
この世界…
本を焼く者は人をも焼く
1966年 イギリス/フランス作品
活字の存在しない未来の管理社会を描いたレイ・ブラッドベリのSF小説が原作。主人公は消防士のモンターグ。その職務は火を消すのではなく本を…
「炎628」のように数字の入ったタイトルは
その数値に大きな意味がありますが、炎と3つの数字というキーワードで思いつくのが、フランソワ•トリュフォーの唯一のSF映画であり、英語作品の「華氏451」
…
殉死のシーンに映るのはアンナ・カリーナの「修道女」のワンシーン
モンターグの価値観の変化とか、妻の性格とか、、その他ほとんど原作とは大幅に違う
小説と映画でそれぞれ違う良さがあっていい
インテリ…
2024.2.15
ガイ・モンターグが夢にうなされるシーン、カメラが後退しながらズームされるというヒッチコック『めまい』で使われていたテクニックがあったように思う。
ぼくも本が好きな人間として、本を…