人と関わることをしない人が、最初の一歩として、人と関わってみる話。
「愛とは寛容だ」と宣言しているのは誰なんだろう。本当にそうなのかはよくわからない。もし違うとしても、関わること自体が大いなる始ま…
ジュリエット・ビノシュの美しさがとても引き立つ。それをかなえている撮影技法が随所にあり、素晴らしかった。
ヴェネチア映画祭で撮影賞を受賞している事も納得。
今作は「青」という事で、色味として青の…
観ようと思って観ぬまま時が過ぎてしまった作品のひとつ。BS松竹東急さん放映ありがとう。ジュリエット・ビノシュだから安心感。大切な人を亡くした時の悲しみの現れ方は当然ながら人それぞれだが、ヒロインのよ…
>>続きを読むBS松竹東急さんのおかげで名前だけはなんとなく知っていたトリコロール3部作を全て観ることができました。青が一番好き。深い悲しみを背負って生きるジュリーから滲み出るような、何とも言えない美しさが際立っ…
>>続きを読むジュリエット・ビノシュを見たくなって観たら
「冬物語」のシャルロット・ヴェリも出演していてやっぱり可愛かった
映画としては、、
ドラマチックな音楽の使い方がちょっと苦手だった
フルート奏者は、ど…
ミュージカル以外にこれほど音楽がものを言う映画は少ないような気がする。音楽の凄まじく強い力と、主人公の愛情の、すべてを柔らかく包む包容力みたいなものを感じた。言い表すのが難しい。
私は親しい身内が亡…
クシシュトフ・キェシロフスキ監督トリコロール3部作の1作目。夫と娘を事故で失った主人公が、過去から解き放たれて自由を手にするまでを描く。
夫のことを思い出すたび訪れる記憶が大波のように大音量の劇伴…
愛の話だな。最後、ナレーションとともに登場人物が順に映されるのが良かった。この映画ではジュリーの喪失を軸に話が回っていくが、描かれていないそれぞれの人生の中で、皆多かれ少なかれ愛によって、傷ついたと…
>>続きを読む喪失感の苦しみと失った家族への愛情が相乗していく様子をみて、作中で描かれている愛ってあらゆる隙間に形を変えてじわじわ染み込んでいく液体みたいに思えました。
泳ぐシーンが印象的で、水の中で前へ進むのは…
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