このレビューはネタバレを含みます
投獄された囚人が見る夢を描いたファンタジックロマンス。
夢の中では誰もが話が通じず、更には関係者においても主人公との記憶が無い、まさに夢のように虚ろな世界が展開される。
映像表現というよりは、台詞に…
このレビューはネタバレを含みます
悲しい話ではあると思う。マルセル・カルネ監督作。高校留年を繰り返す夢ばかり見ていた時期を思い出す😂
夢は摩訶不思議、現実は厳しい。しかし監獄を離れた後も夢の続きのよう。ならばいっそ…とさらなる夢に戻…
話が通じない、記憶を持たない人々。
ここは夢の中の忘却の国。
誰もがこういったよくわからないけど何かに繋がってそうな、変な夢を見た経験はあるだろう。
なんやこのストーリー?と思っていても幻想的な世…
ジェラールフィリップの悩み苦しむ姿は非常によく似合う。
劇っぽいのが、50年代特有。
夢で、忘却の国へ行き、彼女を捜す、そこで会う人々は過去を忘れた村民達。
他人の思い出話で、あたかも自分が当事者か…
記憶してしまうということは時に苦しい、喜びもいつか悲しみに変わってしまうから、全部忘れてしまうことなんてムリなんだからその行程まるごと愛するしかないんだが、いざ忘却の世界というものが用意されてしまう…
>>続きを読む眠った先に辿り着いたのは、忘却の国。予想していなかった面白さだったが、記憶が有る人間と記憶が消滅する人間の違いは何なのか気になる。時間が経てば消えるのかな。ミシェルは記憶が有るが、ジュリエットやそ…
>>続きを読む“忘却の国“は幸せなのか不幸せなのか
“思い出”を巡るエピソードはどこかSF的で考えさせられたりもしたのだが、ミシェルは女心もわからぬ盗人クズ男、一切の同情もなく行きたきゃ行けよという最後
それをあ…
© 1950 Les Productions Sacha Gordine/2016 Tigon Film Distributors Ltd. All Rights Reserved.