もうアニエス・ヴァルダという人は、本当にカメラの物質性に賭けていて映像に魔力が宿っている。ずっと見ていたいと思わせる「かたち」の一方で、脚本のリズムの付け方が巧みだと感じた。『幸福 (La Bonh…
>>続きを読む巨匠アニエスヴァルダ。凄い映画。
まず女性監督だから成り立つ。
オープニングはゴッホ、森のルノワール、色調が美しい。女ったらしにモーツァルトが良く似合う。センス良し。
幸福の形さえ維持できれば、中の…
滅茶苦茶に面白い。個人的に『5時から7時までのクレオ』より好きかもしれない。
映像の質感が突然パッと変わったり、カット割りが目まぐるしくなるシーンだったり、ジャンプカットであったりと映像表現面の創意…
平凡なフランス映画の始まりだったが、やっぱり全然違う、アニエス・ヴァルダ。浮ついた気で不倫を正当化する男を笑うのではなく、気持ち悪いカットやつなぎがあり、不穏な感じで結末へ運んでいく。充実した小説を…
>>続きを読む映画にはまだこんな怖さがあったんだ
劇伴や色彩豊かな映像でフランソワ視点の完璧に幸福な世界が演出され、終始一貫しているのが堪らなく恐ろしい。
誇張されていたとしても、一人の人間から見た世界ってこんな…
あらすじに書いてあるので書いてしまいますが、妻のテレーズがあのような水死体で見つかったのですから、警察が呼ばれて現場検証が行われ、夫のフランソワは警察から事情聴取を受け、テレーズの遺体は司法解剖に回…
>>続きを読むまるでモネやルノワールの絵のような美しい映像に目を奪われる。そして物語もまた絵に描いたように理想的な四人家族の誰もが羨む幸福な光景から始まるのだが、観ているとやがてそこに疑義が生じ始めてくる。簡単に…
>>続きを読む作劇として人間の感情の唐突な変化や矛盾は基本的には無い方がいいんだろうけど人物の描き方が上手いせいか「そりゃそうなるよね」としか思わないのがすごい
妻と子供を心から愛しながらも流れるように浮気する夫…