このレビューはネタバレを含みます
私は、「なぜ自分は幸せになれないのか」と本気で悩んだことが無いような人間は信頼できないと思っているのだが、そのような、誰もが生きていく上で原動力としている、根源的な問いを持つこと自体に対して、ここま…
>>続きを読む印象派の絵の世界のような光溢れる夏の野でのピクニックから始まり、秋のそれで終わる。その短い期間に、幸せから不幸せになるだけでなく、カーボンコピーされたような幸せに戻るとは、予想できない展開だった。フ…
>>続きを読む社交ダンスの一団と森の木々、都会と田舎の風景が分かりやすく対照的に描かれていた。展開を想像させる示唆に富んだビジュアルが良い。
不倫に意外と迷いのない点は面白いが、それゆえにドラマに緊張感が無い。
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左岸派アニエスヴェルダのドラマ
不倫する夫フランソワがエミリーを訪ねて彼女がドアを開けたところからカットを7回も切り換えてお互いの顔を行き来する演出が自由だ
妻のテレーズに起こる事やその後の展開はキ…
幸せの定義。
妻子持ちのフランソワは郵便員のエミリに恋をする…
タイトルがあまりに皮肉すぎる本作。最初と最後の対比が凄まじくてアニエス・ヴァルダは良い意味で性格の悪さが伺える。
フランソワの考…