作中に何度も出てくる幸せというフレーズに怖さすら覚える衝撃作。
ハートフルな映画を見るつもりで、実際ジャケットもかわいいし、幸せそうな家族が出てきてるのですが、完全に意表を突かれました。
絵画の…
印象派の絵の世界のような光溢れる夏の野でのピクニックから始まり、秋のそれで終わる。その短い期間に、幸せから不幸せになるだけでなく、カーボンコピーされたような幸せに戻るとは、予想できない展開だった。フ…
>>続きを読む何気なく強烈な皮肉を突きつけてくる。冬の旅もそうだけど、アニエス・ヴァルダのスタイルなんだろうか。昼下がりの森の風景とモーツァルトの絶妙な組み合わせが美しくて、その対比で汚れた現実が一層際立ってくる…
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