コメディ?なのかな…
カリスマと呼ばれる木を巡る自然と人間の寓話。黒沢監督の演出が光る。
不意にザクっ!てシーンはギョッとした。あれどうやって撮ってんだろ…すごい
ちょっと話は難しいかな。
でも…
木を燃やすシーンは最早『サクリファイス』だし、内容的にも相通ずるものがある。
黒沢清的ニヒリズム。
この世システムの再構築を含め、人間世界の堅持を望みながら、むしろ終末に近づく。
加害性と自由。その…
・黒沢清は「人はドアの向こう側に恐怖する」という。空っぽの箱なのに、箱だと知覚した瞬間、中身を意識し、意味を見出してしまう。
ホラー表現に留まらず、そもそも映画は作り物の箱だ。それでも私たちは映画…
2回みて2回とも寝た。でも断片は良かった気がする。全体が把握できなかった。序盤から。
藪池と少年がカリスマを守るために土を耕してる?みたいなショットが良かった気がする。
カメラが藪池追いかけて、少…
このレビューはネタバレを含みます
初めの方は難解でしたが、青年が大事にしている一本の「カリスマ」という木と森の木々とが、藪池が初めに殺してしまった犯人と人質との対比になっていると見ると腑に落ちました。
この作品で優れているのは、人…
日活・キングレコード・東京テアトル