愛する男の為に生涯を捧げた一人の女性。
他人からすれば何を血迷ったかと思うが、当の本人の鬼気迫る振る舞いを見れば忽ちにその気持ちは失せてしまう。
法律家として立身したい男の学費を払うために自身を省…
その後も何度も作られた泉鏡花原作の映画化で溝口健二のサイレント期の代表作。
非常にプリントの状態も悪く、ラストシーンが欠落しているので尻切れトンボな印象ではあるものの現在の視点でも面白く観られる。…
良い
冒頭の人力車のスピードに笑ったし、裸馬に乗せられて着いたら気絶している白糸にも笑った。
告白の場面で、衝立から出たり入ったりする白糸がいじらしくて可愛い。
後半は緊迫感もあり、それでもと…
活弁付きで鑑賞。愛情のために自分を犠牲にすることを人間の業として描く、文学的かつ普遍的なテーマ。「人間は自立すべき」というのが近代社会の前提だとすればそれは相手への心理的な依存であり、その自立から置…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
弁士・澤登翠さんの語りで鑑賞@紀伊國屋ホール
法律家を目指す青年と水芸の大夫(白糸)の悲恋もの。泉鏡花の原作『義血侠血』は随分前に読んだので読み返そうと思う。
前半は溝口健二監督らしく、全体的に…
如何にも大時代な悲恋ものだなぁ、という感じ。
好いた男の出世を願い学費を工面した白糸姉さんがその工面の為に不運に陥っていく悲劇。
ま、当然今の感覚ではいろいろ腹落ちしない展開ではあるけど、これも様式…
マツダ映画社