1965年 イタリア🇮🇹映画
ヴィスコンティ監督
名門家族の姉弟に隠された過去、唯一のミステリーというふれ込みだが、想像していたものとはだいぶ違った。
ヴィコンティの映画の中で、この映画を観る…
【第26回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
ルキノ・ヴィスコンティ作品。『山猫』のあとなのにモノクロなんだ。ギリシャ悲劇「エレクトラ」を翻案した作品だが、結末は異なっている。
息子から母への恋慕をオ…
ジャンニはちょっとアラン・ドロン風味。
こういう秘密を匂わせる人ってなぜ露見すると動揺するのだろう?不思議。
『エレクトラ』が下敷きのようですが復讐には至りませんでしたね。
除幕式で流れるセザール・…
大学時代に観た記憶がある。岩波ホールで公開してたなと。ヴィスコンティの貴族趣味と貴族社会が崩壊する方向に興味が集中している。クラウディア・カルディナーレ(CC)の豹みたいな目つきが印象的な作品。眉毛…
>>続きを読むルキノ・ヴィスコンティ監督作品。
イタリアトスカーナ地方のヴァルテッリを舞台に町の名家の過去をミステリアスなタッチで描いたドラマ。
基本的には古い屋敷の中でドラマが進行するけれど、時折挿入される…
『夏の嵐』同様に精神が動揺しきっている相手にサディスティックに口撃を加えていく展開がよかた。
ラストの死体発見と父親の像のお披露目会のカットバックがめっっちゃかっこいい。
基本室内劇なんだけど、会…
フランクの『前奏曲コラールとフーガ』が使われてると聞きずっと観たかった1本。
暗めのモチーフを延々と展開させながら後半に向けて昇華させる傑作ピアノ曲だけど映画のバックにはどうなんだろう?と思っていた…