役者の演技が光る良作。非常に重めの話しなので見るのに体力を使うが、丁寧な絵作りと何よりの演技力で苦なく観られる。『きみはいい子』に続き途中の陰鬱な感情は半端ないが、最後は前進して終わるので観賞後は晴…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「ひとの心はわからんよ。誰にもね」
と言いつつ、大丈夫、ほんとは全部わかってるよ。ってな感じでリリー・フランキーさんと木村多江さんをはじめとした名優達の演技を利用しつつ、観ている側の心の奥にある不…
2025年313本目
時代とつながる夫婦の生活
『渚のシンドバット』の橋口亮輔監督が、バブル崩壊から21世紀にかけて社会が激変した時代を背景に、実際に起こった犯罪・事件を織り込みながら、ある夫婦が辿…
前半、翔子が精神的に限界を迎えている様子がいたたまれなくてしょうがない。
外に出た時にどうしようもなくなってうずくまって泣いてしまうシーンや、ベランダで身を乗り出してしまうシーン、力が抜けて倒れるシ…
あんのことの方が好みかも?!(関係ない)
それはともかく号泣シーンは全俺が泣いた😭
凹む時はあるよね。
寿命っていう考え方はあると思う。
自分も色々あったけど結果的に今生きている。寿命はいつだろうか…
夫婦ってこうやって続いていったり続いていかなかったりするんだなあという感慨深さを演技のリアリティによって見せつけられる。雨の日の木村多江と、働いている木村多江と絵を描いている木村多江、ぜんぶ違う人み…
>>続きを読む(C) 『ぐるりのこと。』プロデューサーズ