父親殺しの疑いを掛けられた少年の裁判において十二人の陪審員たちが評決に至るため議論を交わす。狭い一室で繰り広げられるおっさんたちの言い争い模様はなぜか尋常じゃない面白味を放つ。何も事情を知らされない…
>>続きを読む18歳の少年が父親を殺した事件の、12人の裁判員の話。
モノクロで、場面も殆ど1つの部屋しか映さないのに飽きない。
暴力でなく論理的に反抗しているのに、緊迫した空気ができている。
かっこいい大…
信念の美しさと、偏見の愚かさ。
たとえ、味方がいなくとも自分が正しいと思うことを貫く意思の強さが必要。
その姿勢が敵を味方に変え、良い流れを作る。
誰しも多かれ少なかれ偏見を持っている。
皆が言…
ワンシチュエーションもので面白いよ!と言われていたのでずっと見たかった作品。
有罪11無罪1の中、無罪を主張した人は最初から確信を持って言っていたわけではなく、有罪になると死刑になってしまう少年に対…
冷静に一つ一つ状況を確認していくことと、感情的で盲目に偏見に満ちた決めつけとの勝負。
話し合おうとすることと、自分の主張をただ突っぱねるだけとの勝負。
礼儀正しく謙虚なものと、無礼で不遜なものとの勝…
2020年再視聴
ほぼ密室内で行われる今風に言うワンシチュ。
会話のみで劇的な映像無しで何度観ても最初から最後まで全く飽きないのは本当にすごい。
荒唐無稽とリアルのすれすれの納得ラインで次々と有罪…
記録的猛暑の一部屋で繰り広げられる逆転裁判劇。
十二人の陪審員の内、たった1人だけ「無罪」を主張した男が、鋭い観察眼と推理力を武器に戦況を覆していく…。
映画のステージは全て一室というワンシチュエ…