““痛みと快楽の狭間で——平成の匂いを纏った背徳のラブストーリー””
若者たちの刹那的な生と、肉体の改造によってしか確かめられない“生の実感”。
『蛇にピアス』は、まさにそんな平成という時代の空気…
キャラの造形も面白いし、ピアスや"ホリ"の過程も丁寧な描写でよかった。
シバさんのお願いしますの一礼が非常に印象的。
ただ直接的な表現が多すぎてキツい。
まだゴア寄りな方が見れるし人にも薦められるの…
昔、原作を読んで、スプリットタンの存在を初めて知り、すごい衝撃を受けた記憶がある。
今、映画を見て、あの頃の空気感が思い出されて、懐かしいような、変われていないような、なんともいえない複雑な気持ちに…
(c)2008「蛇にピアス」フィルムパートナーズ