まさか主演の一人が板東英二だとは思わなかった。中年の恋を描いた話って苦手なんだけど、これは悪くなかった。
3人で旅館で過ごすシーンがみんなかわいくてよかった。
水田と二人で髭剃りに行くシーンもなんか…
昭和12年頃の東京の街や、人々の暮らしの一部が垣間見れたのが良かった。時代だけに「特高」やら戦争になっていても市井の人々はそれほど切羽詰まってもいなかったのだな。最近発売された「永井荷風」の戦前まで…
>>続きを読む高倉健と富司純子の複雑な心情の演技がいい この作品に限らずだけど、高倉健のあの内に秘めた童貞の片想いみたいな雰囲気はいいなあ 実際は知らないが、一度も調子に乗ってイキがったことがない人に見えて妙に切…
>>続きを読む◆あらすじ◆
中小企業の社長の門倉修造(高倉健)は親友の水田仙吉(板東英二)一家の東京引っ越しのために家を用意する。修造と仙吉は戦友であり、羽振りのよい修造と普通のサラリーマンの仙吉は対照的な性格な…
劇場公開日:1989/11/3
キャッチコピー:
いちばん大切なことを心にしまって……
サブコピー:
実らないと分ってたって人は惚れるもんだよー
ショルダーコピー:
高倉健・降旗康男の名…
板東英二が良かった頃。
バラエティの面白おじさんのイメージだったが、こんなに芸達者とは知らなかった。
三木のり平にスラれて笑う高倉健が良かったな。
上流階級+軍需景気を描いているとはいえ、太平洋…
このレビューはネタバレを含みます
戦争突入期の日本を背景に、20年来の親友である水田夫妻(板東英二と富田靖子)と門倉(高倉健)を中心にして広がる、奇妙で可笑しな三角関係を描いた人間劇。
水田の妻であるタミ(富司純子)に惹かれる門倉に…