
このレビューはネタバレを含みます
フェデリコ・フェリーニ監督作品。旅芸人ザンパノが貧しい娘ジェルソミーナを買い取り旅をする。劇中ザンパノは鉄の鎖を引きちぎる力技を披露するがそれしかレパートリーは無いのかと思ってしまった。性格も強情で…
>>続きを読むこの映画は私のベスト5に入る映画。中学生の時NHKでたまたま見てしまいジェルソミーナの不思議なキャラクターに引かれてしまった。その時私は思春期真っ盛り。その時期にありがちなことではあったが、同じ部活…
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切ない!
Acting masterclass from Zampano and Gelsomina.
人間・社会を俯瞰するような、面白い視点を見せてくれる。
別にザンパノに同情はしないけど、…
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われわれは皆、道化師なのです。
昔の名高い画家がある日ボソッと言ったそうな…。
笑って誤魔化すジェルソミーナ。横柄な態度をとって自分の愛情をひた隠しにしているザンパノ。
自分にも思い当たる節があ…
暗喩(metaphor)と言ったときに、一般的に思い描かれているのは、実は記号(signal)や直喩(simile)であり、叙事性と叙情性についても、それが優れた作品であるほどに、どこかで転倒する現…
>>続きを読む神(ジェルソミーナ)を捨てた人間(暴力、強欲、淫欲=ザンパノ)は暗闇の中、救われない孤独に泣くしかないのだ。
黒澤作品「乱」で盲目(暗闇)の鶴丸の手から経典(仏)が落ちていく、あのシーンと似た意味…
ザンパノとジェルソミーナ最高のキャラクターだ。
とんでもない映画だよ。
人生を一緒に生きるって簡単にはいうけど、きっと各々の人生がしっかりあって、自分の思い通りに行くかはわからない。
行くことなんて…