
フェリーニなのに語りすぎないどころか淡々と静かな作り
小説っぽい映画でした
小説、、、というより中世の戯曲寄りかな
カルメンの男の方的な直情型のザンパノと、オフィーリア的な受動的聖母ジェルソミーナ…
荒涼とした田舎を舞台に、大道芸で食いつなぐ貧しい人物が主人公というネオレアリズモのエッセンスを残しつつ、社会よりももっと人間の内面へと近づいていった作品。ジェルソミーナのチャップリン的な身体表現や、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
何十年かぶりに
ジェルソミーナの表情がコロコロと変わり、まん丸の目でニッコリされると幸せな気持ちになる
時代を感じずにはいれないし、三輪バイクの幌馬車の不安定さとか今ではあり得ないの笑うけど、や…
個人的にはザンパノに同情の余地は無かったので絶賛とまでは行かなかったんだけど、綱渡りのリチャード・ベイスハートがかっこよかった。
結果凄く好きだった。
ザンパノの芸は確かに出来ないし、凄いけど、そ…
貧しい旅芸人の男女を描いた悲恋として受け取ることは容易だが、その理解はこの作品の表層にとどまる。
映画史において決定的なのは、戦後イタリアのネオレアリズモが対象としてきた貧困や社会的周縁を保持しなが…
「こんな小石も何かの役にたってる。
小石が無益というのなら、夜空の星も無益だ。」
他の映画でもよくこの映画の名前は出てくるので気になっていた作品。
主人公がラランドサーヤに似ててとっつきやすい映…
ラストで打ちのめされる。
同年代のハリウッド映画で煌びやかな世界が描かれていた裏で制作されたイタリア映画と思うと、何か堪えるものがある…
映画の制作された時世としては、第二次世界大戦が終わってま…
初フェデリコ・フェリーニ。
何事も失ってからでは遅い。が、人間というのは大抵、失ってからその大切さに気づくものである。恋愛だって失恋してから後悔するなんてしょっちゅうあるしね。
大道芸人ザンパノに…