群集の中から登場人物として何人かが名前を与えられ、彼ら彼女らに観客の意識を集中させることが、ただの記録映像を映画にしてるのかな。
分かりやすく倒すべき敵や解決すべき謎がないことで、却って映画として…
【詳述は、『トルテュ島の遭難者たち』2019-5-1欄で】創作の苦難も悦びも表立たない、記録の再構成方向も拒み、切断され行き来不可能を持った侭の現実に、素直に従い、客観視も失わない中での脱力自然な親…
>>続きを読むなかなか観る機会がなく、期待値が爆上がりしていたゆえに実際に鑑賞して多少の落差があった事実は認めざるをえない。「はなればなれに」のような無条件に心踊らされしかも余韻の残る映画を心のどこかで期待してい…
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