東宝 + 俳優座
2023年 5月 7日 シネラ
手拭いくれんかと頼んで、もらったあとの田中の嗚咽に重なる伊福部の音楽。
ラストも伊福部のあの独特なメロディと重低音があまたのからゆきさんの鎮魂になれ…
「カラユキさん」を題材にした映画。この作品で初めて知ることになった日本の歴史。口減らしに子どもが売られたり、当然のように女性の人権が蔑ろにされていたり。。。ほんの少し時代を遡っただけで、このようなこ…
>>続きを読む最近の映画は、すぐに忘れてしまいがちだが、昔の映画でもインパクトのある映画は、いつまでも記憶に残っている。
これは昨年神保町シアター映画館初鑑賞した1974年熊井啓監督が山崎朋子のノンフィクション…
『からゆきさん』のお話。
海外派遣娼婦の事。
南洋で力強く生きた女達。
帰国しても生き場のない日々。
行きたくて行った訳でも無いのに…
最後のシーン
彼女達は日本に背を向けて眠ってます。
栗原小巻…
悲しい話だけど、女優さんがみんな良かった。
「女郎の銭を吸って成り上がったくせに」のような意味をおキクさんがいうシーン、今もあるんだろうな、と社会の仕組みみたいなものを垣間見れた。
父は栗原小巻…
「からゆきさん」という言葉が広く日本で知られるきっかけとなった、山崎朋子の同名ルポルタージュの映画化。ボルネオの港町サンダカンで働かされてた娼婦(田中絹代)の半生が回想で語られる。
田中は『西鶴一…
WOWOWオンデマンド視聴
ノンフィクションを元に映画化
ボルネオに行けば稼げると言って貧しい家の少女たち(子供)を騙して人身売買
帰国後の女性たちは人々から差別される
女衒(男)はなぜか日本政府か…
昔から観たかった作品で、なんか親がテレビで観てたのを断片的に観た記憶はあるんだけど、今回ようやく通しで観ることができました。
栗原小巻さんの輝くような美しさと、心の内側の「美」が滲み出ているような田…