サム・メンデス『アメリカン・ビューティー』(1999)
この世界は表面上あまりにも物質的すぎる。
本当は美しいものであふれているはずなのに。
「これが人生か?ただの物だ」
これはいい雰囲気だった…
まさかこんな映画だとは思わなかった。タイトルやエンディングの主人公の独白を思えば何とも深い話だった。かいつまんでしまうと、ちょっと主題としてはありきたりだったが。
資本主義社会で良識的で平均的な奴隷…
この先どうなるの?の連続。
キャラクター一人一人が気になる存在で何考えてるんだ?ってなってた。
正直初めは気色悪いなあって思う部分が多かったけどある意味人間味があって、後々それぞれのキャラクターが…
評価し忘れていた。
おおー!と当時思った映画の一つ。
作品の場面場面はいくつか素の頭で想像が出来るほど記憶には刻まれてる。
バラのお風呂に入る女の子の映像は名シーン。その他、
風でフワフワ飛ば…
登場人物みんな不器用でどこか壊れてるところがすき。
主人公みたいに、人生どうにでもなれ!って感じで吹っ切れた行動をとるとハイになって楽しいけど、あとで我に返って後悔しても取り返しがつかないことがほと…
娘の友人に恋をした中年男の暴走と彼の周りを取り囲む人々の異常性を通して、この世界に満ちる「美」の正体を解き明かしてゆくサスペンス・コメディ。
監督は、当時舞台演出などを手掛けていたサム・メンデス,…