ケビン・スペイシーが『セブン』のせいで、元々気持ち悪い。そしてこれも輪をかけて気持ち悪い。ずっと気持ち悪かった。
でも「美」に何か気付いてから、父親の顔になった瞬間から気持ち悪さが全くなくなった。気…
つくづくアメリカは先進国だと思い知らされる映画。四半世紀前の映画なのに、昨今の日本を重ねてしまう。衰退途上国である我が国は周回遅れでアメリカンビューティを思い知ることになるのだ。
登場人物は全員問題…
「家族だから」何でも理解し合えて、心が通じてる。
そんなわけはない。
「家族」でも、一人ひとりの人間、一人ひとりの個人だから。
誰にだって内に秘めた欲望があり、願望がある。
そして、その方向は一人ひ…