"息子の死を受け止められない家族の再生物語"なんていうタイトルは星の数ほどあるがこの作品は一味違う。映画的ではないというか、日常の切り取り方が現実志向で、キャラクターたちが自力で考え苦しみ解決したり…
>>続きを読む冒頭のランニングシーン◯
息子の自分の部屋を紹介する自撮り写真◯
音楽の選曲◯ブライアンイーノ
夜の遊園地シーン◯
深夜のハイウェイ◯
ラストのマントンの海辺にて◎
映画の醍醐味がふんだんに散り…
喪失と再生を描いた映画。
未来永劫、息子を褒めることも諭すことも将来の職業を知ることも出来なくなった絶望の最中、ある少女から息子宛の手紙が届く──
再生に至るまでのきっかけや時間は人によってさま…
イタリアのファッション、実態は本当にこんな感じなんだろうな。動きやすさと機能性重視、無地かチェックの二択みたいなシンプルさ。
息子の彼女だという女、息子とは遊びだったのか、二股だったのか分からな…
悲しみに蓋をすると、やがてその悲しみに体が蝕まれていく。
悲しみを日に当てたら、そのあとは…。
もうあの頃には戻れない。失ったものは元には戻らない。割れた食器を修復しても、割れた食器であるという事…
親より先に死ぬなんて、これ以上の親不孝はない。
残された親、また家族が息子の知らない一面があって詳らかになっていく。
居なくなって優しくなるより、今いる娘も大事にしましょって思ってしまった。
…
<喪失の悲しみと再生、家族の絆とは>
イタリアの小さな港町に住む精神科医のジョヴァンニは、画商の妻パオラと高校生の息子アンドレア、娘イレーネと幸せに暮らしていた。ところがある日、息子がダイビング中…