愛する人の死を家族が受容する過程を丁寧に描いた作品。食事の場面や家族のドライブのシーンなど、日常と関係の描き方が優しくて、それだけでとてもいい映画だと思った。号泣させるようなドラマチックな展開はない…
>>続きを読む精神科医の仕事と家庭を通して、
人間が脆くも生きていかなければならないことが表される作品。
仕事場と家庭の場面転換がスムーズで主人公を中心として廻る、
誰もがもどかしく生きている環境が断片だけで…
ナンニ・モレッティ監督、脚本、主演。精神科医の父親と、画商の母親は息子、娘と幸せな家庭を築いていたが、息子の事故死で幸せは失われ、患者の治療にも支障が出てくる。息子の部屋、息子の恋人、その手紙…。喪…
>>続きを読む【不幸な事故からの家族の日常を描く】
監督 脚本 演技もこなす器用なナンニ•モレッティ
それほど多くは観ていないが、彼の作品の明るめの空気感が好き♡カンヌ好きでもあるので鑑賞🎬
内容はショッキン…
このレビューはネタバレを含みます
退屈だった。ただ、その退屈さは、ちょうど人生と同質だったように感じた。
喪失は、それを与える相手を選ばず、前触れもなく突然に起こる。
息子が死に、
それによって彼の部屋と、家庭の時間は止まってしま…
ナンニ・モレッティ監督、主演
2001年パルム・ドール受賞
精神科医のジョヴァンニ
仲睦まじい家庭を作り上げていたが、ある日息子を事故で亡くしてから悲哀にくれる毎日を送るようになる
ザ・カンぬっ…
冒頭のランニングシーン◯
息子の自分の部屋を紹介する自撮り写真◯
音楽の選曲◯ブライアンイーノ
夜の遊園地シーン◯
深夜のハイウェイ◯
ラストのマントンの海辺にて◎
映画の醍醐味がふんだんに散り…