遊びの時間は終らないに投稿された感想・評価（★3.1 - 4.0）

マスコミに向けた銀行強盗のデモンストレーション。過去の事件から犯人の動きを熟知しているのは警察官なのかもしれない。そんな警察官が犯人役をすると、このヤラセの銀行強盗はどうなるのか？！

タイトルから…

"ぼく犯人ですから、人ひとり殺してる銀行強盗犯ですから"

見事なシチュエーションコメディ、周りのアタフタ感、皮肉が効いてて面白い。
入り込みすぎて役との境が分からなくなる展開も観てみたい。

クソ真面目な巡査が、銀行強盗事件の訓練に本気出しすぎてしまうお話です。
ジャンルがコメディとなっていたので、ゲハゲハ笑いが出る感じの映画だと思いましたが、どちらかというとシュールよりのコメディでした…

めっちゃ面白い。
“踊る大捜査線 THE MOVIE 2　レインボーブリッジを封鎖せよ！”序盤の元ネタはココだったのか。

踊る～については、序盤の展開と言わず警察側のキャラクターはかなり影響を受け…

1991年（平成3年）の作品。

時は湾岸戦争の終結。
ソビエト連邦の崩壊。

日本では証券・金融不祥事の続発や
バブル景気の終焉、

雲仙・普賢岳の火砕流発生

ジュリアナ東京のオープン、
若貴ブ…

序盤はゆっくりだし安っぽいと思ってたけど、半分くらいから全体像が見えてきて面白くなっていった。

警察とかの大きい組織の良くないところを突いているようで面白いし、反対のメディア側も上の方の人は似たよ…

正義感や忠誠心を持った1人の警官が、皮肉にも警察の堕落性を露わにさせてしまうというユーモアのある作品。付随してメディアの悪い部分も表現されカオスになっていく。この時代こういう作品が多い印象なんだけど…

おもしろかった。
全然古さを感じず終始楽しめた。

ただ、最後平田はどこまで行くのか...
海外逃亡後も捕まるまでが仕事だと考えて潜伏し続けるのか？でも実際は身代金なんて渡されないだろうから資金がな…

え、これって防犯訓練が舞台やったよな？って途中で錯覚するくらい出演者が馬鹿げてたり、洗脳？されてたり…
めっちゃ真面目な性格ってだけでこんな大事になるのもいい意味で馬鹿げてる😂笑
平成初期の香りがす…