【綺麗なものを壊す悦び】
こちらの作品を鑑賞するとルイス・ブニュエル監督の「皆殺しの天使(1962)」を思い出します。
富裕層を皮肉りつつBLを匂わしてくる超絶技巧!
控えめに言って素晴らしすぎる…
ハラハラドキドキのスリル感なし。
ラストの展開にもさして、というよりいささか、というよりかなりの強引さに鼻白む。「何でこんなった?」感が強くて…。
冗長で雑駁な古作でした。
サワリからの描写も…
甘える-甘えさせる関係において相手を真に手放せないのは甘えさせる側であるというのはそこかしこで聞く話だよなー 主人は正気と狂気の間を往還しながらどんどん嵌っていって、行き着くところまで行かないと止ま…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
カメラワークが良いうえに長回しが多くてすげー良かった。
劇伴への入り方も良くて、全体的に色気のある映画だった。
ダーク・ボガードの映画は初めて見たんだけど、ハマり役だったと思う。
同性愛の匂わせが…