圧倒的他者との遭遇が良い映画体験というなら、本作はそれに当たるかもしれません。
観ている間にこみ上げるこの言いようのない不快感はなんだろうと思っていたら、原作小説を読んだ際の三島由紀夫の感慨と全く…
もっと悲壮感漂う話だと思っていたら、とんでもなく生への欲とエネルギーに満ち溢れた物語。死は次の生のために、というある意味超ポジティブ死生観。
因習や儀式はフィクションだけど、昔の村の生活はかなりリ…
2025年277本目
親を捨てるか、子を捨てられるか。
今村昌平監督が深沢七郎の小説『楢山節考』『東北の神武たち』を映画化し、第36回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた人間ドラマ
信州の山深い寒…
U-NEXTで1人で視聴
・捨てるのがもったいないほど、目に光のある美しいおばあさん。
・個を殺して集団を生かす知恵がしきたりになっている村においても、当然ひとりひとりの個性はあるわけで、しかし…
初の今村昌平監督作品
パルム・ドール受賞
その頃、70歳の老人は楢山に捨てられるという風習があった
自ら捨てられることを切望する老母と、母を手放さなければならない辛さに悩む息子の、魂の物語
アリ…
72歳の認知症父が「見たい」と言うので鑑賞。
予告編の記憶、緒方拳が登場する記憶のみあったようで、ほぼ初見で見れた様子。
中盤の山場の展開が終わり、一度離席。
終盤、楢山の移動シーン途中で離席。…
このレビューはネタバレを含みます
現代日本の生活とはあまりに違うけどほんの少し前まで村社会の連帯感というのはこんな感じだったんだろうな〜
集団で生きることの厳しさ、人生の意味がわからなくなるような、生き伸びること・飯を食うのだけが…