初の今村昌平監督作品
パルム・ドール受賞
その頃、70歳の老人は楢山に捨てられるという風習があった
自ら捨てられることを切望する老母と、母を手放さなければならない辛さに悩む息子の、魂の物語
アリ…
72歳の認知症父が「見たい」と言うので鑑賞。
予告編の記憶、緒方拳が登場する記憶のみあったようで、ほぼ初見で見れた様子。
中盤の山場の展開が終わり、一度離席。
終盤、楢山の移動シーン途中で離席。…
このレビューはネタバレを含みます
現代日本の生活とはあまりに違うけどほんの少し前まで村社会の連帯感というのはこんな感じだったんだろうな〜
集団で生きることの厳しさ、人生の意味がわからなくなるような、生き伸びること・飯を食うのだけが…
虫嫌いでたまに目を瞑りつつ…自然への畏怖とか尊厳の美しさとか、いろいろ、生の循環て付随するもの含めてとにかくすごいなと思った。
義実家はどこもあき竹城みたいな嫁がほしいだろな。あんな女になりたいな…
子どもの頃はそもそも背景やストーリーを完全に把握できなかったこともあり、若干トラウマになった記憶あり。ただ相当大人になってから観ると、これは人間が生死と性にただただ真っ向向かいあった話を描いたものだ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
後半で姥捨山やるための説得力としての前半が悲惨すぎて笑えてくる
残酷な風習も全部ベースに貧しさがあって今の時代に生まれてラッキーって思える
序盤あき竹城が来た時の安心感が凄かった、この人なら全部なん…
本作は69歳のおばあさんが、貧しい村と家を守るため、70歳を迎えた冬に楢山に参る物語だ。ただ、因習によって、貧しい家のために年寄りは邪魔という文化が根強い中、元気な母・おりんを山へ捨てることに抵抗が…
>>続きを読む今村昌平監督。人間のいやーな部分や下品さ、恥を包み隠さず、直で見せつけてくる監督。
姥捨山の話し。昔の話ではありません。姥捨山は今老人ホームと名前を変えただけですね。
同監督の神々の深き欲望と似…
食料不足ゆえ、社会秩序を保つ為に色んな村の掟が存在した。
長男以降は奴という単純労働力で帯を持てない。
他人の私有財産を盗んだ者には村の合議の上厳罰が処される。
70を過ぎた老人は(労働力として機能…