色々衝撃だった
内容とか、撮り方とか、生き物とか
ずーっと母親背負って山登りする映画なんだと思っていたけど、全然違った
起承転結とか背景がしっかりした作品だった
登場人物がみんな似たような顔でわか…
このレビューはネタバレを含みます
死ぬことと生きることが、今よりもずっとシームレスだった時。楢山参りのルールは生者を死者として扱うことで、これからも生き続けるものへの配慮なのだと感じた。
人はいずれは死ぬが、いずれを待てない現実の…
自然信仰と共に生きる
忘れられた日本人。
姥捨山のくだりが有名な本作だが、それはこの作品のごく一部でしかなく、ここで描かれるのは、生物の生態系に組み込まれた人間という種の営みであり、その生態系シス…
人権やヒューマニズムという観念よりも、飢えが支配する社会とはこのような物なのか。
このような社会では、共同体の維持だけが最も重要で唯一の目的となるわけで、弱者の切り捨ても善、女性をコミュニティの共有…
またとんでもねえ映画見ちまっただ
今村昌平の土着的エロスは天才だと思う。
芝居してるように見えない。誰も。セットも衣装も何もかもが土地に馴染んでるし、こんな映像本当にすごいと思う。やはり画力。
…
このレビューはネタバレを含みます
過去鑑賞からの2回目鑑賞。
2回目観てもやはりハードな内容。
長男は結婚できて子どもも持てるのに、次男三男は結婚すらできない村の掟。
今の70歳といえば まだまだ現役だよ。それなのに 山奥に置…
循環に身を置き、生の全うにつとめること、それこそが「生きる」であって、慣わしであって、春を待つ術であって。
そうであることをそうであると肯定し、そうであることでしか私は、私たちは生きられないと、今…