楢山節考に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『楢山節考』に投稿された感想・評価

4.3
俳優、スタッフ、全てにおいて気合いの入った素晴らしい作品。動物の描写もすごかった。こういう作品が、ちゃんと世界で評価されて良かった。
4.4

色々衝撃だった
内容とか、撮り方とか、生き物とか
ずーっと母親背負って山登りする映画なんだと思っていたけど、全然違った
起承転結とか背景がしっかりした作品だった

登場人物がみんな似たような顔でわか…

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と
4.4

このレビューはネタバレを含みます

死ぬことと生きることが、今よりもずっとシームレスだった時。楢山参りのルールは生者を死者として扱うことで、これからも生き続けるものへの配慮なのだと感じた。

人はいずれは死ぬが、いずれを待てない現実の…

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4.5

自然信仰と共に生きる
忘れられた日本人。

姥捨山のくだりが有名な本作だが、それはこの作品のごく一部でしかなく、ここで描かれるのは、生物の生態系に組み込まれた人間という種の営みであり、その生態系シス…

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人権やヒューマニズムという観念よりも、飢えが支配する社会とはこのような物なのか。
このような社会では、共同体の維持だけが最も重要で唯一の目的となるわけで、弱者の切り捨ても善、女性をコミュニティの共有…

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またとんでもねえ映画見ちまっただ

今村昌平の土着的エロスは天才だと思う。
芝居してるように見えない。誰も。セットも衣装も何もかもが土地に馴染んでるし、こんな映像本当にすごいと思う。やはり画力。

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4.2

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞からの2回目鑑賞。

2回目観てもやはりハードな内容。

長男は結婚できて子どもも持てるのに、次男三男は結婚すらできない村の掟。

今の70歳といえば まだまだ現役だよ。それなのに 山奥に置…

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循環に身を置き、生の全うにつとめること、それこそが「生きる」であって、慣わしであって、春を待つ術であって。

そうであることをそうであると肯定し、そうであることでしか私は、私たちは生きられないと、今…

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生と死と性と。生きていくことの厳しさよ。
自分の時代にいきつくまでこういうことが無数にあったのだと衝撃を受けた作品。姥捨ての話だけではない 村八分とか、収穫物で赤子を生かすかどうかとか。見た方がいい。
親指
5.0
これ観て人間の業について考えてたら一生が終わっちゃいそう。 

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