お琴と佐助の作品情報・感想・評価

「お琴と佐助」に投稿された感想・評価

何度も映画化されている「春琴抄」。その3番目、衣笠貞之助監督(61年)版。山本富士子のお琴は柔和すぎる気がするし、本郷功次郎の佐助は芯が強すぎる気がする。佐助が針で自分の目を突くシーンも、監督の美意識が出過ぎている気がする。ただ、今回は初めて芸道モノとしてこの物語を見た。そうしたら、佐助の自傷の理由がより深く理解出来たような気がした。
青二歳

青二歳の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作谷崎潤一郎“春琴抄”。
目がーー!!
一体何作作られるんだ春琴抄。高校以来の再見。山本富士子の記憶しかなく本郷功次郎だったけ?とラピュタへ。いいですね〜本郷功次郎の佐助。変態要素よりも実直さが表れててナイスキャスティング。こんな佐助もステキです。
山本富士子の何がすごいってこの人似合わない着物あるのか?という。"こいさん"高島屋協力の豪華お着物。あれじゃあ"とうさん"も嫉妬してイジワルしたくなるよ…差がヒドい。

さてやっぱり山本富士子…春琴の突っ張ったキャラクターは少し似合わない。気が強い役は似合うんですがおきゃん過ぎな役とか、この春琴はどうかな…
しかし!美女の柳眉とはまさにこのこと。加えていつもの1.5倍のつけまつ毛。美しい。こら誰しもひれ伏すわ。"日本一の美女"さすがの説得力です。さらに…山本富士子がちょっと…ちょっとだけエロかった…
例によって美しいのにエロくない山本富士子…勿論その秀麗皎潔たる様は彼女を置いて他ありません。エロくないはここでは褒め言葉です!しかし佐助に「頭の先から足の裏まで〜」と言われるくだり…ふと山本富士子の素足は見たことあるけど足の指の裏って見たことないかも…と思い当たり、そのシーンで無性にエロを感じてしまった( ;´Д`)