リリオムの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『リリオム』に投稿された感想・評価

3.5

前半はなんでこんな男がモテるのか、仕事しないDV男やん、現代社会やと叩かれまくるよ...って感じで嫌悪感がひどく。
リリオムが死んでから急に面白くなってびっくり。ジュリーとの思い出が映画みたいに流れ…

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けい
4.0

クソッタレの素晴らしき哉人生って感じだ

キャプラが陽キャの人間賛歌をやる一方で、ラングは残念ながら存在する残念な人達にスポットライトを当てて彼らなりの愛され方と行く末を描く、救いがあるかと言われれ…

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ノノ
3.6
リリオムが守護天使とあの世へ向かう時の3人の並んだショット、照明の当て方が不気味でめっちゃ良い。許されないはずのDVの痛みで彼の存在を思い出すラストの虚しさよ
あ...
4.3

目が合うだけで物語が進む。「飾り窓の女」でも「M」でもそうでしたが、決定的な見つめ合いから全てが展開していく、本当に映画らしい古典映画でした。

ラストの意味はよく分かりませんでしたが、トンネルのシ…

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石川
4.0

面白かった。好きなやつ。
男のDVが理解されるみたいな、それを題材に感動に持ってくの!?みたいな、現代では絶対に受け入れられない話。
しかしフィクションとしては現代では絶対にナシだが、男女のこのよう…

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ENDO
4.0

DVジゴロなボワイエ演じるリリオム。冗長なメロドラマが続くかと思いきや、『M』の風船売りと重なる刃物行商の守護天使の不穏な通過から一点、凄まじい速度で自分の胸を一突きして絶命するリリオム。そこからス…

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空の上の人は人間の心の声も録音できるらしい。しかもこっそりタバコまでくれる。

原題『Liliom』 (1935)

監督 : フリッツ・ラング
脚本 : ロベルト・リーブマン
撮影 : ルドルフ・マテ、ルイ・ネ
音楽 : ジャン・ルノワール、フランツ・ワックスマン
出演 : …

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すえ
4.3

記録

ユダヤ系の映画作家、フリッツ・ラングはナチ政権から逃れるため、母国や母語を捨てざるをえなかった。彼はそうした亡命映画作家の中でも最も著名な人物のひとりだろう。彼はフランスを経由しハリウッド帝…

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3.9

フリッツラング亡命後初の映画。最終的にアメリカに渡るわけだが、その前の道中であるフランスで撮られた作品である。


何度も警察にお世話になるような体たらくなクズ男リリオムとその男を愛してしまった変わ…

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