淑女は何を忘れたかの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『淑女は何を忘れたか』に投稿された感想・評価

花椒
3.6

生誕120年没後60年フイルムでよみがえる白と黒の小津安二郎@神保町シアター

上流階級の夫婦(とその周囲)が大阪からやってきた姪に掻き回される話

1937年。茶の間のカメラの固定撮影があり、後の…

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「ばか、かば」
妙齢のおばさま方の井戸端会議で流行してるギャグですね。こういうのがいいアクセントになりますよ。
節子さんはわがままで最初うざったかったですが、後半はなんだかかわいく見えてきました。野…

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当時から見ると嫁入り前不良姪っ子に焚きつけられた旦那が嫁に強く出た事が吉と出る小津コメディ。
なな
-
これはなんとも…素敵だった。この人たちのように、柔らかい心をもっていたいな。
最後に少しだけ湿度をもつのもまた良い。
やっと小津安二郎がハマってきた気がする。

軽快な関西弁でカラッとしたモダンガールな
節子。
自分のしたいようにする!という強い意思は
一歩間違えば、ただのわがままにも映るが
とてもチャーミングに演じている。

相変わらず
小津監督の映画は台…

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映画にするほどの内容かなぁとは思うよね。節子から小宮へ向かう影響だけじゃなく、小宮から節子へ向かう影響もあったから、単に人が人に感化されて終わる話じゃないのはわかるんだけど。
それはそれとして、ビン…

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y
-
せっちゃんの煽り方笑える。
こんないい加減な性格の女の子、100年前にもいたんだなぁ。
ガミガミおばばのなめくじ演技が鼻について苛つくのもまた良し。
める
3.4

「バカ!」「カバ!」

これがちびまる子ですみれ(お母さん)が言っていた"モガ"か〜。
戦前の上流階級の暮らしが見られる貴重な一本。

本編の内容に関係ないけど突貫小僧ってすごい芸名の子役。

下唇…

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YAZ
4.2

小津安二郎監督作観る

大学教授小宮宅に大阪から姪
節子が遊びに来る。妻は友達
とのお喋りに夢中で旦那放置
節子と小宮は意気投合するが

脚本 伏見晃/小津安二郎

久しぶり観る。
桑野通子演じる姪…

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4.3

謎の色気を感じるラストシーンとそんなところにあるわけない変な甲冑がすごく頭に残る。

改めて見返すとガールズトークから、最初のうなぎのくだり→子供のはなし→うなぎの話→色気なラストシーンとなっていて…

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