【途中で底が見える】
(以下は1999年にロードショウを鑑賞してその直後に書いたレビューです。)
犯罪者が多重人格を装う話は、以前リチャード・ギア主演のハリウッド映画にあった。
この邦画はそれ…
暗い。ねちっこい。
真実が明らかになるまでが、モヤモヤがすごい。
話の全容が理解できても、やり切れない気持ちがずっとある。
昨今の日本の法廷ドラマや映画は台詞をハッキリ言うエンタメ傾向にあるが…
話はおもしろいのに、ブレにブレまくる手ブレカメラワークと江守徹の鼻息荒そうな表情と、なんかアホっぽく見えてしまった裁判シーンが邪魔してきてしんどかった。大好きな恋人とのデート中によう知らん恋人の幼な…
>>続きを読む昔話題になった森田芳光監督作品。
当時観たいと思ってたまま24年!
期待していた程ではなかったなぁ。
名優揃いなのに台詞が聞き取れん!
私耳遠くなったかな?
古い邦画あるある?
堤真一、この頃かっこ…
メッセージ性の強い、思考を求める作品であった。
いわばどんでん返し的なシナリオであり、だからこその説得力とも言える。
世の不条理について考えさせられる。
いちいちの映像が怪しげで、ダークで、重々し…