無法松の一途な奉公人生が愛おしい名作映画。戦中に作られたせいか、穏やかな日常にふっと現れる命の儚さの表現が印象的だった。
何より素晴らしいのは撮影監督・宮川一夫のカメラ。時の流れや無常感をあらわす車…
本当に戦前の作品なのか…
1943年に作られたこの作品は気持ちの良いほどに人情に溢れた作品となっており、全くもって毒を感じない
実際のところ、内務省、戦後にはGHQの検閲が入り、10分以上のカット…
一見無法者な松五郎の不器用な優しさが良かった
最後の車輪の回転とともに松五郎の一生を走馬灯の如く振り返るシーンが心にくる
戦時中に撮られた映画なのに構図が練られてて面白い
あと園井恵子がすごく綺麗だ…
無法松は英語ではoutlaw matsu
そのアウトローな男の周囲で起こる日常を描いた作品。未亡人に恋する松五郎と松五郎を父親のように慕うその未亡人の息子とのやりとりが微笑ましい。この少年が長門裕之…
タイトルだけ知ってたのでとりあえず観てみたが、松五郎を通じてお金よりも大切な人間性の大切さが描かれており、とても良い作品だった。
昔の文化や価値観の片鱗も感じ取る事ができるのもいい。
やはり時代…