大阪や京都など関西を舞台にした小津作品。
物語の中心人物は、
老舗酒造を営む小早川家の当主・万兵衛。
家長でありながら威厳に
満ちた存在ではなく、
そのキャラクターは
飄々とした好々爺である。
孫と…
宝塚映画祭2025にて鑑賞。
小津が関西を舞台に東宝で撮った唯一の作品、とのことですぐにチケットを買った。
カラーの小津作品をみることがはじめてで、とても楽しめた。
【雑感】
鴈治郎の眼(力)が…
前回見た「風の中の牝雞」で、ほう小津もいつもワンパターンではないのだな🤥等と生意気なことを思い、少し小津に対して好感度が上がった。
性根がいい人しか出てこない小津作品を今までは控えめに言っても得意で…
初めてカラーで見る原節子!美しいーー!
秋子さんと紀子さんが義理の姉妹でも仲良しなのがめちゃくちゃ良かった
おじいちゃんと正夫ちゃんも微笑ましかったな〜 ていうか正夫ちゃんの役者の子、大きくなったな…
いつになくモダンな構図。華やかな色彩。関西。つやっぽい男女の会話。姉妹達。職場の男達。
東宝ぽい洒脱さやコメディ要素 × 小津演出
説明し過ぎないさっぱりした会話。そこにリアリティを感じて、普段…
一昨年に録画してたのをやっと観た。ネイティブ関西弁が心地よい。
これでもかと映し出される小津アングル。人物の立ち位置まで計算し尽くされており、見てると気持ちよくなってきて、ああいう写真撮りてーとな…