不穏な空気感だった
道楽な旦那と傾きかけた造り酒屋、家族それぞれの人生の節目、残暑残る京都に漂う死の気配、だから小早川家の"秋"なのか
登場人物が多すぎて関係性を理解するのに時間がかかり、重心が…
1961年、小津安二郎作品。
出演は中村雁治郎、原節子、司葉子、新珠三千代。
小早川家の物語、その日常。
その秋は父親の死によって物語は区切りをつけるが、それは呆気なくドラマチックには描かれない。…
「人間味をそのまま描く」という点ではある意味小津らしくない作成だった。
蔵元の大旦那が孫とかくれんぼしながらいそいそと妾の家に遊びに行く後ろ姿が滑稽でもあり哀愁もある。
松竹拠点の小津が東宝で撮った…
小津映画には珍しく大阪・京都が舞台なれど、描かれるのはやはり家族や結婚をキーにした人の営みの繰り返し。特に原節子は前作『秋日和』からほとんど地続きといえる役柄で、小津映画の上空を常に飛ぶ火の鳥のよ…
>>続きを読む完璧な様式美の中で、死によってあいた穴は即座に手際よく舗装され誰も虚無に触れることはなく安全です。
小津は確かに死や無常を描きましたが、それはこの上なく安全な形式にパッケージされています。
少しだけ…
1.松竹の小津が東宝(製作は宝塚映画)で監督した唯一の作品。
2.関西が舞台という点でも特徴的。
3.関西の昔の雰囲気が感じられる安心感がある。
4.ローポジションの固定カメラや特徴的な構図といった…
No.4812
これで小津映画、37本全部見ました!!
俺、お疲れ様でした!!
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タイトルは「こはやがわけのあき」と読みます。
「こばやかわ」ではありま…
達観な映画。
取り立てて出来事は無いが、お互いの立場が見て取れて、そこからか持ち出すドラマが興味深かった。
また、中村鴈治郎を中心としたコメディや、多少のサスペンス(尾行)の見せ方も面白かった。
ラ…
登場人物みんな団扇で煽いでて季節は夏、死を秋で表す粋さ。終始温かくてずっと見てられる。起承転結激しい訳じゃないけど、家族のふれあいがよい。私では言語化できない良さがある。昔は妾とか当たり前だったのか…
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