ここで描かれる人々は決して裕福ではない。
浮浪者や職につけなくてその日暮らしの社会では爪弾きにされた生活をしてる人々。
しかしこの作品にはケン・ローチ監督が撮るような社会批判や底辺の生活の辛さや惨め…
暴漢に襲われ、名前と記憶を無くした男が社会の底辺から新たに人生を始める。逆境の中で人と信頼関係を築き、恋をし、仕事を始め、赤の他人を手助け、すべて1から淡々と積み上げていく姿が例えようもなく美しかっ…
>>続きを読むカウリスマキの「敗者三部作」の2作目。 社会の底辺にいる名前もない男が、恋をしたり、貧しい仲間と音楽を楽しんだりするのですが、カウリスマキ独特の淡々とした無表情な人たちの温かく豊かな人間性が可笑しく…
>>続きを読む