レオン 完全版の作品情報・感想・評価・動画配信

上映館(1館)

レオン 完全版1994年製作の映画)

Leon Director's Cut Edition

製作国:

上映時間:133分

4.3

あらすじ

「レオン 完全版」に投稿された感想・評価

アクションものが好きな上司の人がいて、移動で見るように借りたDVD💿

その時は一緒には見なくて、みんなにセンス良いよって褒められたから後日見ました。

最後ボロボロ涙が溢れて止まらなくて画面が見えないくらいに泣いた。

最近、雑貨(?)にLEONの絵が描かれてるけど映画知らない人に身につけて欲しくないって思うくらい、お気に入りの映画。
「ニキータ」「フィフス・エレメント」のリュック・ベッソン監督の1994年の作品。主演はジャン・レノンとナタリー・ポートマン。
凄腕の殺し屋レオンはイタリア・マフィアのボス、トニーからの依頼を淡々とこなす日々。
そんなある日アパートの隣家で麻薬がらみの一家皆殺し事件が発生。レオンは惨劇時にたまたま外出中だった隣家の少女マチルダを匿うことになるが…。

90年代を代表する名作の一つ。
リュック・ベッソン監督、ジャン・レノ、ナタリー・ポートマンにとって、未だに代表作と言われる。
興行的にも批評的にも大成功を収めた。

ジャンルは、ガンアクションと純愛ドラマのミックスというべきか。
ストーリーは、孤独な暗殺者が、匿った少女との生活の中で束の間の安らぎを得るが、やがて非情な現実に対峙せざるを得なくなる、というもの。
バディムービーであり、敵討ちものであり、クライム・サスペンスでもある。
中年男性と少女の敵討ちものとしては、漫画だが無限の住人や岩明均の短編「剣の舞」(「雪の峠・剣の舞」所収)が思い浮かぶ。
また、男が運命の女性と出会い、その運命を大きく狂わせていく、という物語構造は、往年のフィルム・ノワールも彷彿とさせる。

今作の名作たる所以は、ガンアクションのカッコ良さ、主要キャラクターの飛び抜けた魅力、演じる俳優たちの圧倒的名演、そして、レオンとマチルダの関係性の奇跡的バランスとその結果生み出される感動にあると思う。

今作は冒頭から、レオンによる暗殺と、スタンスフィールドによるランダー家の襲撃が続け様に描かれる。
それぞれ、キレッキレのアクション描写である上、主人公レオンと宿敵スタンスフィールド、そしてヒロイン・マチルダのキャラクター像を端的に表現して見せる。

長身、丸サングラスにヒゲの印象的な風貌のレオン。
その仕事ぶりは、冒頭、襲撃される側からの視点で描かれ、観客はその恐ろしさを体感する。
いつの間にか大勢いたはずの武装した部下が、次々と消えていく不気味さ。
冷徹に標的にナイフを突きつけ、仕事が終われば煙のように闇に消える技量は、人外の域である。
一方でその後の生活描写では、意外にもミルクを愛飲し、植物を育てる朴訥とした人柄が描かれて、サングラスを取った後のジャン・レノの優しい瞳ととぼけた味わいもあり、ギャップの魅力が溢れている。

そんなレオンにアパートの廊下で話しかけるボブカットの超絶美少女マチルダ。
マチルダを演じるナタリー・ポートマンは、映画史に残るレベルの可愛さ、美しさ、危うさを魅せる。
マチルダはタバコ片手に明らかに年齢に似合わないませたことを話すが、父親からは日常的に虐待を受けている様子であり、生傷が痛々しい。
ふとした拍子に見せる笑顔が年齢相応で、誠に可憐である。
彼女がレオンに庇護を求めるシーンは、マチルダの悲哀と稚さがレオンの理性を突き崩す瞬間を描いて、観客の胸をも痛ませ、強い説得力がある。

そして、今作の敵役、ゲイリー・オールドマンが演じるノーマン・スタンスフィールド。
今作の魅力の大きな部分を、彼の怪演が占めているといっても過言ではない。
個人的には、ダークナイトのジョーカー、ノーカントリーのアントン・シガー、羊たちの沈黙のハンニバル・レクターらに並ぶレベルの悪役だと思う。
登場シーンからしてやばい臭いがビンビンする。
ランダー家襲撃シーンは特に秀逸。
カリッという音と共にヤクを決める様子、そして脳内音楽に乗って行う情け容赦のない殺戮。
部下のリアルな怯えの描写との対比が、彼の異常性を際立たせる演出は見事。
絶妙に嫌な微笑みと、空洞のような瞳。
言動の端々から垣間見える狂気。
さらに彼の真のヤバさは物語を追うごとに明らかになっていく。
その「詰んでいる」絶望感は、レオンとマチルダの関係の終着点を暗示して、今作の切なさの一因となっている。

3者の演技は見事というほかない。
特に、やはり今作を独自のものしているのは、マチルダを演じるナタリー・ポートマンの名演だろう。
家族を一度に失った彼女は、初めて自分を受け入れ、庇護してくれた大人の男性レオンに、急速に惹かれていく。
その姿は、衝動的で、失われた父性を求める子供を思わせ、彼女の細長い肢体もあって、痛々しくすらある。
ナタリー・ポートマンはこうしたマチルダの心情を鮮やかに演じている。
彼女がレオンに想いをぶつけるシーンは、今作でいくつもあるが、そのいずれもが印象に残る名シーンである。
窓からの銃撃!愛か死か!あまりに美しい涙!
また、レオンと楽しげに戯れるいくつかのシーンの可憐さも抜群である。
マリリン・モンロー!水のかけ合い!OK!
殺し屋と少女の仮初の生活は、永遠に続こうはずもなく、常に終わりの予感に満ちている。
それ故に、2人の時に楽しく、時に真剣な交流は切なく胸を打つ。

今作のマチルダとレオンの関係は、師匠と弟子のようであり、擬似的な父と娘のようであり、年の離れた恋人同士のようであり、幼い兄妹のようでもある。
自称18歳だが、明らかに年齢を偽っているマチルダ(のちに実年齢は言明される)は、言ってることは一丁前で、大人になろうと全力で背伸びしている。
そのアンバランスな危うさに、見ているこちらがハラハラする。
彼女がレオンに抱く感情は、恋愛感情か、父性を求める思慕か、それらよりも純粋な何かか。
一方で、孤独な暗殺者レオンは、自ら述べるとおり、心は大人になりきれていない子供のもの。
庇護の対象がいるという事態に当初は戸惑うが、やがてマチルダを心から大切に思うようになる。
その感情は、父性の目覚めか、庇護すべき弱者への同情か、それとももっと深い何かか。
マチルダの台詞は明らかに恋愛感情を示唆するが、言葉通りにとらえるべきか否か。
そもそも彼女自身、自分の感情を把握できているのだろうか。
終盤、絶体絶命の危地にあって、恐らくは死を覚悟したであろうレオンが、マチルダに伝える言葉は、いかなる意味を持つのか。
全ては観客の解釈に任される、秀逸なバランスである。

ラストはあまりに切ない。
多分私の「男の悲哀アンテナ」が故障していなければもっと泣けたのだろうが、それでも十分心動かされた。

今作のテーマは「愛する人のために戦うことの尊さ」であろうか。
冒頭の淡々とした暗殺シーンと終盤の鬼気迫る戦闘シーンを対比で捉えると、このテーマは明確になる。
とはいえ、初見時、2人の姿を通じて私の心に残ったのは、人を愛するって何だろう、という問いの方だったかも知れない。

今作は児童虐待、ドラッグといった社会問題にも触れている。
また歳の離れた男女、特に一方が年若い少女である恋愛を描いていること自体が、社会の許容性を測る問いかけがあるようにも思える。

キャストの名演が光る名作。
なお、音楽もとても良い。
ラストのスティングのシェープオブマイハートは名曲。
Hermiey

Hermieyの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

□記録
2020年 81本目
(新作: 2本、旧作: 79本)

□レビュー
麻薬取締局員たちに家族を殺されたマチルダ。そんな彼女との生活を通して、殺し屋レオンの心が変化していく。次第に純粋に家族同然の愛が芽生える感じが良かった。あんなに拒否していたマチルダからの依頼を最後は命がけで遂行するレオンを観て涙が出た。とにかく切ない。

ナタリー・ポートマンは12歳だとは思えないくらい大人びた色気を醸し出している。

ゲイリー・オールドマンの存在感が凄い。

レオンの銃ケースがカッコいい。男心をくすぐる装備。

主題歌のShape of heart が名曲過ぎる。エンドロールでも泣かされた。

□ちょこっとメモ
シネマンションでRaMuさんが絶賛してたので、レンタルして鑑賞。
YouTubeチャンネル「シネマンション」で感想動画をアップ!

▼出演者
映画好きグラドル:RaMu
映画好き芸人:あんこ・ジャガモンド斉藤
女子高生YouTuber はやめい ちゃん(当時)

https://www.youtube.com/watch?v=8D77A_QxEc8

#シネマンション
オールドマンのイカれた悪役は最ッ高なのが再確認できた作品💪
画の撮り方がいちいちシャレててなんか悔しかった💥
ナタリーポートマン可愛すぎるしレオンも可愛いし苦しいしシリウスが悪役辛すぎた
ヒロ

ヒロの感想・評価

4.8
個人的には絶対完全版の方がいい
色々言われてるけど、あの状況で恋愛感情を抱かない方が不自然だし、誰がなんと言おうとこれは「純愛」である。
ナタリー・ポートマンが本当に最高
ゲイリー・オールドマンの悪役っぷりもさすが
ArcadiaGo

ArcadiaGoの感想・評価

4.0
純愛。。
何年ぶりにみたのか、、
おそらく二十年くらい、、
色あせてない。
それどころか、愛の形っていろいろある。
年齢差もあり、ラブシーンなんてないけど
惹き合うふたりが、必要な二人になって
それこそ、純愛を感じる。

ジャンレノさん、めっちゃしぶい。
日本でいう、高倉健さんかな、、
不器用な男の色気のフェロモン

久しぶりに、みて、よかった
tomomiii

tomomiiiの感想・評価

3.6
思っていたより狙撃シーンが多くてヒヤヒヤした💦でもやっぱり出演陣が豪華だったからか魅入ってしまう作品✨✨若かりしナタリーポートマンも言葉を発さなくても目や姿から感情が読み取れる素晴らしい演技だし、ジャン・レノも言葉数は多くないけど影のある姿が印象的だし、私的にはなんと言ってもゲイリーオールドマンの役によって顔が変わるあの姿は凄いの一言かなと思う👏🌹愛情の形は様々だし年の差も関係ないんだなと改めて考えさせられる映画だった!決して幸せな終わり方ではないし後味スッキリする映画ではないけどこれを見た人と共感できる切なさに似た言葉には表せないものがあると感じる🧐
びねつ

びねつの感想・評価

4.5
ずっと見てみたくて観た映画、期待が大きかったにもかかわらずその期待のせいで残念だったなんてことは無かったです!!!かなり良かったかなり演技が全員素晴らしかった😳
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