正直、まだ難しかった。私にとって、溝口の壁はまだまだ高い。それでも、思わず前のめりになって見入ってしまうほどの美意識の高いカメラワークだったり(暖簾の使い方が神!)、ハイカラな洋装や電話や自動車が妙…
>>続きを読む芸妓が男性にいいように慰みものとして使われてることへの悲観とその男性をうまく転がしていい生活を手に入れようとする手練手管がずっと哀しい。
芸妓も客も、人の心を弄んでポイの世界。姉も姉だし、妹も妹。…
一気観でした。山田五十鈴のための役どころ。啖呵きれる女優。戦前の映画ばかり観ているが、女性問題がテーマのものが多い。社会保障もない時代、生活は大変だったと思う。ましてや昭和恐慌。果たして女性が自立し…
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ふたりで生きていくために しあわせになるために どうしたらいいかとおもちゃは考えていて 心を手放した 騙される前に騙した 大事な家族を守るために
梅吉姉さんは 誰かを想っているようで 結局は自分…
溝口健二監督の観る
芸妓の姉妹梅吉とおもちゃ。
店潰した男でも離れられない
姉が歯がゆい妹は策略練って
二人を別れさすが
脚本 依田義賢
また観る
男への情に厚い姉と男は金づると割り切
ってる…
画質も音質も悪いなかで、似たような眼鏡の痩せたオッサンが複数出てくるから、もともと人の顔とかあまり覚えられない自分にはちょっと厳しかった。事前にあらすじを頭に仕入れていたので何とかなった。
■オー…
©松竹 大谷