竹内力は爽やかだが陰がある。
原田貴和子の健康的な美しさも良い。
オープニングの画角の拡がり、ショットの途中で移りゆくモノクロとカラー、大林宣彦はやはり偉大。
道を離れても想い合う2人。
映画が…
文学少女だった若い頃、純文学の箸休め的に“片岡義夫”作品を読んでいた。今で言うライトノベルのくくりでサクサク読めたから。
乾いた文章、日本でありながらウエストコーストの雰囲気がしないでもない作風が…
カラーと白黒をくるくる変える変わった構成でいかにも大林監督らしいです。
これは果たして監督の実験なのか遊び心なのか、哲学なのか。
オートバイが主役、ライダーは脇役の物語。
ライダーのコウは旅の途中…
このレビューはネタバレを含みます
とても大切な時間が流れている気がした
コウの部屋でのびのびと動くミーヨに精一杯の自由を感じた、限界の中での自由、オートバイでそれを越えようとしていく彼ら
プレスライダーの映画なんて、もうできないし、…
相米慎二監督・斉藤由貴主演の『雪の断章・情熱』に並ぶ擬似アイドル(?)実験映画。
イメージフォーラムでは『台湾実験映画の世界』という特集上映が開催されますが若し『アイドル実験映画の世界』という特集上…
このレビューはネタバレを含みます
求めながら拒絶するこの身勝手さ。ハローかつグッドバイ。
わたしの一部は確かにオートバイをとりまくこういうバカキザの感じ、自由と身勝手とキザ、ダサいとクールの間または狂熱と諦めの間を行ったり来たりする…
原田貴和子さんがなんと魅力的なことか。
大林宣彦監督のインタビューで
この映画はある種のB級映画という位置づけで撮った。
映画にランク付けをするのは違うが、A 級を志の映画、B級は心意気の映画と…