トリュフォーの悪女ものブラックコメディ。
冒頭の図書館のシーン(ここの突拍子なさに驚き)から、笑う暇も無くぽんぽんと軽快に展開していく。女に惹かれる男たちの性癖が可笑しい。
楽しくカジュアルな気分で…
トリュフォーでここまで笑ったのは初めてかもしれない。ブラックコメディの傑作と思う。
『恋愛日記』で脚フェチの変態男(しかし、その性癖はトリュフォーそのものである)を演じていたシャルル・デネが害虫駆除…
『あこがれ』のベルナデット・ラフォンは『私のように美しい娘』でようやく本当に魅力的になったと、少なくともわたしはそう思う。 鑑別所から脱獄した彼女が大事そうに包んで持っていたのは他でもない黒いハイヒ…
>>続きを読むフランソワ・トリュフォー監督
このタイトルを読んで連想したのが
私(自分)みたいな美しい娘がいる母親の話かと
思ったらその通りの意味で
私は美しい
という意味合いで
私のように美しい娘
だっ…
トリュフォーの処女作、「あこがれ」の儚げな美女が随分と逞しくなってしまった。まあこれはこれで楽しい。
自由奔放というか破天荒なところは「突然炎のごとく」のジャンヌ・モローにも通じるけれど、より合理…