【女優に難あり】
フランスはラファイエット夫人の古典的名作を、ポルトガルのオリヴェイラ監督が時代を現代に直して映画化したもの。
話の進行は文字での説明にまかせ、画面は絵のような静謐さに満ちた独…
本作は17世紀の古典恋愛小説を、道徳と精神性を断承しながら、時代のみを現在のパリに置き換えて物語る実験的な試みを、洗礼された映像で包み込んだ、恋愛映画の傑作とされているキアラ・マストロヤンニの気品あ…
>>続きを読むカトリーヌのアブルニョーザへの愛の強さ、そもそもの有無が、後半になればなるほどよくわからなかった。本当に好き?一瞬のときめきだけだった?
だんだんアブルニョーザの行動が、ラブストーリーのそれではなく…