ピーター・セラーズの愛し方 〜ライフ・イズ・コメディ!の作品情報・感想・評価

「ピーター・セラーズの愛し方 〜ライフ・イズ・コメディ!」に投稿された感想・評価

HK

HKの感想・評価

4.0
タイトルの1文字目は誤植ですね(“ラ”はいりません)。

スターがまだ売れなかった頃に出演した過去作品のタイトルに〇〇〇〇の~と勝手に名前が入っているのをよく見かけますが、本作の場合はちょっと違います。
原題が“The Life & Death of Peter Sellers”(ピーター・セラーズの生と死)。
しっかり原題にピーター・セラーズと入ってます。
邦題では“ライフ・イズ・コメディ”なんてサブ・タイトルまでついてますから余計にピーセラ主演のコメディ映画と思われそうですが、全然違います。

実はP・セラーズの死後に製作されたドラマで、セラーズのシリアスかつ赤裸々な半生記です。セラーズをアカデミー俳優ジェフリー・ラッシュが恐ろしい成りきり度で演じています。

先日、『エクソシスト』からの流れで久々に“ピンクパンサー”シリーズを見たら、フトこの映画の存在を思い出し、所有のDVDライブラリーから発掘して再見しました。
当時日本では劇場公開されていますが、実は数々の強力なTVシリーズを連発しているHBO製作のTVムービーです。
でもTVムービーと侮るなかれ、完成度は高くピーセラファンにはとても興味深い内容で同年のエミー賞ではJ・ラッシュの主演男優賞をはじめ9部門を受賞。

バート・バカラック作曲、トム・ジョーンズが唄う『何かいいことないか子猫チャン』で始まるオープニング・アニメから本編の構成に至るまで、凝りに凝ってます。
ジェフリー・ラッシュはピーセラ本人はもちろん彼が代表作で演じた各キャラ、はてはその周囲の人物(両親や友人たち)まで完璧(?)にこなす神業を見せてくれます。
いきなり別人のキャラにJ・ラッシュが憑依してカメラに向かってしゃべり出すメタ展開が斬新。
監督はスティーヴン・ホプキンス(『プレデター2』『ロスト・イン・スペース』)。

ブレイク・エドワーズ監督(演じるはジョン・リスゴー)や女優で2番目の妻ブリット・エクランド(シャーリーズ・セロン当時29歳が演じていたとは全く覚えてなかった)をはじめ、スタンリー・キューブリック、ソフィア・ローレン、デヴィット・ニーヴンなどと実名の人物が続々と登場(激似のJ・ラッシュ以外は顔は似てませんが)。
『ピンクパンサー』シリーズ(地球儀のギャグはアドリブ)や『博士の異常な愛情』(実はセラーズは3役ではなく4役の予定だった)などの裏話も面白い。
(キューブリックの登場シーンが『シャイニング』のエレベーターを思わせて笑えます)

ただし、ピーセラファンならば、脚色されてるにしてもこんな事は知りたくなかったと思うような本人の異常な言動もてんこ盛り。
周りを楽しくさせるクルーゾー警部のような異常な言動ばかりならいいんですが・・・
この映画を見て腹を立てる人、ファンじゃなくなる人もいるかもしれません。
私はとても興味深く拝見しましたが。

セラーズは心臓発作で54歳で急逝。奇しくもJ・ラッシュが本作に出演したのも同じ歳です。
観終わるとセラーズが最後に固執した事実上の遺作『チャンス』を見直してみたくなりました。
rumrum

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3.4
かなり好き。
ピーターセラーズ知らなかった。
大好きなエミリーワトソンがピーターセラーズの前の奥さん。
シャーリーズセロンが恋に落ちる女優さん役。本人に似ていて可愛かった。
サイケデリックなアニメが入ったり可愛い映画。
ピーターセラーズの人生は波乱万丈みたい。
変に頭の回転早いのと、女好きだが女性と相性が良くない「即ギレ大人の赤ん坊」とかいう無理してた感ありレベルの様で、キモがられたりのマザコンで描かれている。

シャリーズセロンのイメージがまるで違う人で、ちょっと逆にこっちが困ったりして、肉体改造する前だし!と勝手に言い聞かせて見てました。
姫

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3.5
シャーリーズセロンがめっちゃかわいい♡ 洋服はもちろん、メイク、髪型、スタイル100点。
Riy

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4.0
ピーター・セラーズとジェフェリー・ラッシュ、二人のファンには堪らない!
AnriKimura

AnriKimuraの感想・評価

3.5
ピンクパンサー嫌いやったんかい!
OPと所々の再現率がすごい
戯連堂

戯連堂の感想・評価

5.0
これほど本人を愚弄した伝記は曾てない。全編セラーズの悪口大会でファンの私は相当へこむ。それにしても生き返ったかと見紛うラッシュのクリソツ・作品の再現ぶり!監督、女優の配役がそこそこメジャーで登場するつどのお楽しみ。(最期の妻が全く似てなくてがっくり)鑑賞後セラーズ作品がまた観たくなる不思議。
ザン

ザンの感想・評価

3.8
名優として名を残してる俳優はどこか不安定で型破りなのね。子ども達へのプレゼントが馬やバイクだったりでズレてるのがピンクパンサーのダメ警部らしくて笑える。
犬

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3.4
ラジオ

天才コメディ俳優、ピーター・セラーズの半生を描いた実話ドラマ

主演はジェフリー・ラッシュ

女好き

スゴい人生ですね
いろいろ知らない事がありました

結構、笑いあり

はじめはアニメーション
彼が語りかけてきます

実在の人物、実在の映画が登場

このシャーリーズ・セロン好きです
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

3.3
アメリカのテレビ映画で、イギリス人喜劇俳優ピーター・セラーズの映画界進出後の半生を描いている。その紛うことなき才能と手に入れた成功の影で、彼を支える家族の苦しみ、彼自身の抱えていた苦悩などが、コメディ基調で描かれている。第57回エミー賞で、ジェフリー・ラッシュの主演男優賞を始め、9部門で受賞。正直、TVで流しただけなのは勿体な過ぎる。映画館で公開して金取る価値は十分にあったと思う。

何が素晴らしいって、ピーター・セラーズ演じるジェフリー・ラッシュの演技力!!私はピーター本人については全然知らないんだけど、彼の演じるピーターのリアルなことリアルなこと!!明るくて楽しくてややエキセントリック、そして感情的で、機嫌が悪い時には周りにとって危険にさえなる、才能あふれる人物。映画のメイキングでピーター本人を知る人も、「ピーターを完璧に体現していた」コメントしていた。ピーターを演じている以上、ピーターが過去に演じて名演と言われたシーンも、ジェフリーはやらなきゃならないわけだけど、それがまた凄いのなんの、一役一役ちゃんと違うし、面白いし、本人にも似てるんだ!!それに加えて、映画の構成上、ジェフリーが男女を問わず他の登場人物の物真似で演じなければならないシーンが幾つもあったのだが、それがまた似てる似てる!それもまた男女問わず!!ジェフリー、昔から体当たりで演技できる、素晴らしい役者だとは思ってたけど、こんっっなに凄い演技派だったとは!!この作品、彼の才能を惜しみなく発揮する良い機会でもあったんじゃないだろうか。彼も「出る作品選んでくれ…」と思うような映画に出てること間々あるからね…。

その他も演技派揃いの豪華キャストだった!!エミリー・ワトソンにスティーヴン・フライ、ジョン・リスゴーにシャーリーズ・セロン…みんな役にガッチリはまってた!!
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