博奕打ち 総長賭博のネタバレレビュー・内容・結末

『博奕打ち 総長賭博』に投稿されたネタバレ・内容・結末

鶴田浩二。こういうのを観ると。銭形平次が鳶の出自で若い頃はヤンチャしていて。怒らせたら怖いってのがよくわかる。江戸の岡っ引きの中でも平次は次郎長のように清濁あわせのんだ大親分の貫禄で描かれている。跡…

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やむにやまれぬ事情で闘わざるを得なくなる博徒の兄弟分の姿を描く。影で陰謀を巡らせる男のために、対立する兄弟分。それぞれが武士の一分とでも言うべき流儀を抱えていて、そのために命のやり取りをする羽目に陥…

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三島由紀夫がギリシャ悲劇を引き合いに出して絶賛するのも納得の傑作。
ザ・義理人情の任侠映画といよりは、ヤクザ組織で絡めとられる男たちの悲哀の物語だった。鶴田が一歩引いたせいでごたごたが起きるのはいつ…

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最後橋の上からどう切り抜けたのかに目を瞑ればとても面白い。
ファミリーのために動いてるのにそのファミリーに苦しめられるゴッドファーザー的な要素を感じた。
若山富三郎の名和宏襲撃シーン、刀がたわむまで名和宏の腹に突き立てているのがすごい。
そして「お父ちゃんは?」で本当に鶴田浩二泣いている…!
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あるグループの策謀がボタンのかけ違いを起こし悲劇の連鎖を生む物語に、『仁義なき戦い』の萌芽を見たような気がする。同じ脚本家だし。相手のことを想えばこそ…でかけた情けがことごとくすれ違い、組織の論理に…

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<任侠道に縛られた心の葛藤をギリシャ悲劇風に描く>

仙波(金子)という策士の悪玉がいて、やがて乗っ取ろうと若い石戸(名和)を親分の座に据えたが、それが任侠道に反すると憤慨した兄貴分の松田(若山)が…

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出てくるひと出てくるひと、
あほくさい死に方すんなよ、
とばかり思った。

中井の人柄はすごい好き。
最後は無念で、
悲しくなった。

笑う要素はどこにもないけど、
笑えた。
仁義なき戦いのプロトタイプか。複雑に絡んでくる跡目騒動。
出演者全員クソ渋い。何なんだあの貫禄は?
金子信雄はやっぱり黒幕だった。似合うなあ〜。
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