『眠狂四郎』『座頭市』といった時代アクションの名手、三隅研次監督の珍しい文芸作。
金沢の金箔商の若旦那とその新妻の若尾文子と女中の中村玉緒の三角関係を軸に職人の天知茂を絡み、人の生き様の不思議を美し…
昭和初中期のえぐいお煮しめながら雪膚花貌を体現したあややと三隅研次のドラスティックな演出でバランスが取れてる。特に雪の中に倒れるあややがあまりにも美。
雪!金箔!と分かりやすく金箔商屋の炎上には金箔…
妾のいる旦那のことで苦しむ女、そんな彼女を陰から愛する番頭。泥沼の中で藻掻くような恋愛を描く作品かと思いきや、物語は思わぬ方向へと進んでゆく。あまり寒くない土地に住むわたしからしたらうつくしいという…
>>続きを読む若尾文子が剃刀を手に中村珠緒の首を見下ろす場面のサスペンス!山川ワタルがすっくと立ち上がり若尾を見下ろした瞬間の俯瞰ショットも異様に不吉。見下ろすことは看取りの姿勢なのだが、予兆的なサスペンスとして…
>>続きを読む若尾文子の美しさと、圧倒的な存在感。
そして三隅研次の外連味たっぷりの、これぞ大映作品という演出。
物語は昭和五年金沢の裕福な金箔屋から始まり若旦那の浮気や、火事による没落戦争と悲劇が重なって行くの…
女中を妾にしてるどうしようもない金持ちの家に嫁いできた若尾文子、に想いを寄せる箔職人の純朴な青年、という筋書きから想像される展開とは全く違う方向に話が進み面白い。お屋敷が火事で全焼し、貧乏暮らしを始…
>>続きを読む三隅研次✖︎若尾文子
もはやこの組み合わせはありがたい🔥嫁いだ先で理不尽な目に遭う文子のお話し!
三隅監督が手がける辛い物語は繊細に描かれるので疲労感が少ない気がします!あと文子の顔と雪などのロケ…