ジャン・ルノワール監督作品。
助監督:ジャック・ベッケル。
ミシェル・シモン演じる浮浪者のブーデュはセーヌ川に身投げしたが、古本屋の店主は彼を助け、自身の家に住まわせるが・・・という話。
ミシェル…
友人の強い進めでDVDを貸してもらい鑑賞。
主人公である放浪者ブデュの傍若無人っぷりは酷い。
彼を助けたブルジョワの本屋の親父の行動も理解不能。ブルジョワの人々の価値観とか社会性が良くわからないので…
『アタラント号』で怪物オヤジを演じたミシェルシモン。その2年前に、ルノワールもミシェルシモンで怪物オヤジをやっている。
やはりルノワールなので水や木々、木漏れ日が美しい。
はじめ観客は、必死に浮浪…
おじさん放浪者がはちゃめちゃすぎる〜家中や大事な本、大事なものにまでツバ吐かれてるとか無理すぎる〜!
「僕の笛が吹き続ける限り」「この笛も老いてきた。いつか若い笛のもとにいってしまうんだろうな…
川に飛び込んだ放浪者、それを助けた金持ちを描くハートウォーミングムービー。なんて一筋縄ではいかないのが本作の面白いところ。
放浪者は純粋さの象徴、その対比として描かれるのは常識を持ちマナーや正義を…
川で溺れた浮浪者は、ブルジョワ一家に救われて住まわせてもらう。
しかし、何とも思っていない。
散髪代をもらって、床屋に行く前に自分の靴を磨いてから行ってね、と言われて、靴磨きを探している間に家を散ら…
モノクロなのに色彩映像が伝わる絵画的な美しさ!そして何と言っても底抜けに自由人である強烈キャラを演じるミシェルシモンの演技が素晴らしかった。
命の恩人の家に強引にパラサイトして感謝するどころか商売道…