とっても生真面目な大学教授の青地と破天荒な狂人ナカサゴ。これはブロマンス物語なのでは…とナカサゴが自身の娘に勝手に青地の名前をつけたあたりで悟る。
ジャケットになってる、お稲に接吻せんとするナカサゴ…
これが……みやすい?とはなったが、結果としてはまあ全然見れた作品だった。
序盤から謎のカット方法にたじろぐが、段々とそのモードに慣れてくる。ズームアップされる蟹とかは思わず笑ってしまった。難解なとこ…
好きな時代設定。生まれ変われるならこの和洋折衷かつモボモガ文化を体験したい。
海が見える素敵な家…
そしてストーリーは、ホラーなのか、妄想話しか、夢なのか、死んだ嫁に似た人とまた出会ったのか、いろ…
全てが夢想されていそうだ。
言語化するのが難しい素晴らしいショット。
妹の見舞い、現在から過去への時系列変化をワンテイクで映す。
青地の嫁と中砂が走り回るための家の造形、ワンテイク。
舌を伸ばして中…
「意味がない」「意味が分からない」と「面白い」は相反する事柄では無いのだ!…という僕にとってはとても大事なことを教えてくれた一本。
意味なんか分からなくても面白ければ、美しければ、恐ろしければ!…そ…
1980年の映画各賞を総なめにした本作は、内田百けん『サラサーテの盤』をベースに田中陽造が大胆に脚色した摩訶不思議な1本である。ジプシーのごとく日本各地をさすらう中迫を原田芳雄が、中迫の友人である大…
>>続きを読むあなた、あたしの骨が好きなんでしょう。
あたしの体を焼いたら、透き通った桜の花びらみたいな骨が、取れると思ってるんでしょう。
【感想】
静謐で耽美な世界観とナンセンスとして存在する訳ではなさそうな…