黒澤映画開拓。
雰囲気とても好きだった。
きっとその当時の昭和の風景で撮ったのだろうけど、どこか現実味がなくってスタジオで撮ったのかとか思った。
昭和を生きる人々ってなんであんなに色気に溢れている…
死ぬ間際に親分のところに行った時に親分に影で言われた台詞がいたたまれなかった、
人のために生きることと自分のために生きることは逆説的なものではないと思った
真に見返りを求めない形の、人のために生き…
黒澤明 脚本、監督作品
一途な反骨漢で酒好きの貧乏医師、真田(志村喬)は闇市の若いヤクザ松永(三船敏郎)の鉄砲傷を手当てした際に松永が結核に冒されていることを診ぬき、まず大きな病院でレントゲン…
結核を患ったヤクザの若者と医者の物語
ヤクザ故にメンツを気にしてなのか病気を怖がらない突っ張った役を、若かりし三船敏郎が演じている
この頃から絵力があり、素晴らしい!
医者とヤクザの親子の様な、…
いやはや期待しすぎたところはあるが、それでも良かった。
特に病魔に蝕まれて憔悴していく松永(三船)は本当にゾッとするほど恐ろしかったし、トラウマ級でした。
故郷(クニ)へ帰ろうと誘った小料理屋の…
大監督、黒澤明と、日本を代表した俳優三船敏郎が初めて組んだ作品。
ギラギラした三船の魅力が爆発しています。
酒好きで無頼漢の医者真田(志村喬)が、手に拳銃の弾を受けたヤクザ松永(三船敏郎)の手当て…
眞田と松永、噛み合わないけれど不器用さや根は優しいという点でお互い似ているのが良い…
結核で身体が弱っていくのに対し松永の顔付きがギラついていくのが絶望を帯びているけど生命力を感じてかっこよかった…