これが遺作とは。映画作家としては実質的に腹上死みたいなもんだろう。
女性の二面性を表すのに二人一役とは考えたもので、たしかに一人の俳優でこのコントラストを生み出すのは難しいだろうが、それは欲望の…
ルイス・ブニュエルの遺作。元となっている原作があるのだがプルースト『失われた時を求めて』に似ている。それは大陸横断鉄道での旅の途中に話すフランス貴族のエピソードとしての物語。嫉妬の感情と相手のどうに…
>>続きを読む列車に乗り込んできた女性に、初老の紳士が突然水を浴びせかけて……という作品でした。
2人1役という風変わりな作風が面白い、ルイス・ブニュエルの遺作。
メイドの若き女性に翻弄される、金持ちの老人。
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立場の低い若い女は金で手に入れられると思っていたブルジョワおやじはテロや恐喝で金や車を奪われるが大した影響はなく、考えを変えることもなくブルジョワのまま 女の方は一見自由だけど全然そうではない すべ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
初、シュルレアリスムじゃないブニュエル。
ヒロインが二人一役なのが特徴。
欲望の対象が曖昧になる(追いかけるのが楽しくなってその人自身を見ない)と失礼and/or騙されるので私も気を付けたい所存。
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オッサンが若い娘にひたすら翻弄される1977年のフランス映画。
金持ちのオジサンがコンチータという美しい娘に一目ぼれ。以来彼女に熱烈にアピールするんだけど、毎回毎回サラリと交わされてしまう。
男…