22.06.05 シネマヴェーラ渋谷
(日記から)
今日は午後、2本渋谷で映画を鑑賞。1本目はかなりシリアスな反戦映画だった。哀しい結末にちょっと胸が苦しかった。主役の俳優が特にすばらしかった。2…
「処刑の丘」
第27回ベルリン国際映画祭にて金熊賞を受賞したソ連映画。監督のラリーサ・シェピチコは「炎628」の監督であるエレム・クリモフの妻。
ナチスに捕まったパルチザンの行末を残酷に描いた作…
【第27回ベルリン映画祭 金熊賞】
ソ連のラリーサ・シェピチコ監督作品。ベルリン映画祭金熊賞を受賞した他、2022年に英国映画協会が発表した「史上最高の映画ベスト100」にも選出された。
BDにて…
ずっとこっから良くなりそうと思ってたら終わった。かなりの緊張感だが終始同じ緊張感。真面目過ぎるというか端的に言って狂ってない。
尋問あたりで若干上がり、顔にかかる吐血を拭いカットと思いきやドアが開き…
「炎628」とか「動くな、死ね、甦れ」のような衝撃を期待していたが、そこまでの作品ではなかった。物語が単調だし処刑される他の3人の描き方が浅くて、クライマックスはそれなりの緊張感はあるけど、なんか引…
>>続きを読むナチと裏切り者たちに捕まった二人のパルチザンが、それぞれキリストとユダに見立てられて撮られている。前者が処刑される直前の、観衆の中にいる気味の悪い顔をした少年のショットが挿入されるのは明らかに悪魔の…
>>続きを読むあまりにもむごい。徹頭徹尾、冷徹な眼差しが刺してくるように居心地が悪い。
雪が降り頻る壮大な大地が全てを攫っていくように、無惨な死を覆い隠す。死などどうでもいい、とでもいうように。狂ってしまった方が…