戦後が終わった翌年、国産電子計算機が公開されたり、東海道に高速鉄道を通そうとか、原子力開発でエネルギー自給しようとか、オリンピックで復興アピールしようとか考え始めた時分に、農村では電気が夜だけ電球…
>>続きを読む東映映画会社のタイトル画像からして何か芸術祭とか賞狙いの感じがひしひしと伝わる作品である。霞ヶ浦の帆船がたくさん出てきて帆を立てる様は、スペクタクル映像のように見えるところは、一見の価値があるかもし…
>>続きを読むとある田舎の村を舞台に田を耕す者、漁業に出る者たちの何気ない日常、そしてその日の食い扶持を稼ぐのに精一杯な現実を描く
主に2つのパートから構成されている
一つは江原真二郎、もう一つは望月優子
時代…
今井正監督、初のカラー作品。
戦後10年目、農業と漁業を営みながら生活する貧しい人々の物語。
田植えから稲刈りまで、季節ごとの風景が美しく広がっている。
キネ旬ベスト・テン1位らしいが、正直そこまで…
自分が通ってる場所の話だから、習俗の記録的映画としてはとても良かった。漁業権、農地権、男と女、帆引き船の美しさ。今ただ美しいともてはやされてる風景には、明るくも悲惨な生活が張り付いていたことをようや…
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