日本が世界に誇る小津安二郎監督の不朽の名作。『紀子三部作』の3作目。
尾道で暮らす老夫婦が上京し、子供家族の元を訪れる。
「いやねあ、世の中って」「そう、いやなことばっかり」
家族愛と無常観。…
作品として本当に素晴らしいと感じました!
昔の作品なのに、面白くて笑顔にもなり悲しさも感じれた。
少し低めの定点アングルとワンカットのセリフやコミュニケーションは見ていて感動したし、映像内の登場人物…
久しぶりに劇場で観た。しかも35㎜フィルムで上映だった。両親を亡くした今観ると、深く身につまされて辛くなる。もっとおしゃべりしておけば、優しくしておけば、いろいろとやっておけばよかったと、悔いばかり…
>>続きを読む随分と昔に観たはずだけれど、レビューが漏れていたのでもう一度観た。名作と言われているだけに、ちゃんと素晴らしい作品。身内だから優しい、血が繋がっていないから冷たい、なんてことはなくって、人間関係って…
>>続きを読む親子だからこそ心の距離ができたり、疎ましく思ってしまうっていうのは、少しだけわかるけど、わたしは大事にしたいと思いました 母にできるだけたくさんの愛を伝えたいし、わたしが与えられる経験をさせてあげた…
>>続きを読む初めて見た学生のときは杉村春子ちょっと酷すぎるだろうと香川京子のように引いていたが今見ると長女の振る舞いも分かる。「ね、幸せだったわね」と何度も繰り返すことでおのれの親不孝から目を背けつつ、幸せだっ…
>>続きを読む(C)1953 松竹株式会社